2011年8月4日木曜日

手紙 書式の由来を探る その2

前文とは「拝啓」などの頭の言葉と、それに続く相手や自分の安否やお礼など、次に本文、そして前文同様の挨拶があり、頭の言葉に対応した結語(拝啓なら敬具)がきます。

この前文や末文にくる頭の言葉と、それに対応した言葉は、いったい、どこからきたのでしょうか。
これらの言葉の由来は中国の書き言葉で、文士の使う書簡文の書き出しに使われたのがはじまりです。

日本で最初にこの影響を受けたのは仏教の世界です。

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天台宗や真言宗ではお経のほかに、敬白文といって、申すという意味ですから、敬白とは、のりと
一種の祝詞的な文章を奏上します。

白はつつしんでこころより敬い申しあげます、という断り語なのです。